梅雨明け以来、雨降らず。

日照りの猛暑に庭の木々も熱射病。

夕方の水やりだけでは足らず、きょうは朝から。

うなりをあげて襲いかかる蚊に対抗すべく、

長ズボンに長袖シャツ、首に手ぬぐい、手に軍手。

汗だくになってホースを持ちます。

ああ、うんざり、と心の隅でつぶやきながら一息つけば、

玄関先のツリバナマユミとシイの木が、やさしいアーチを作っています。

このお盆には先祖さまが、この緑の輪をくぐってお里帰り。

「ああ、きもちがいいね」と笑いながら。

迎え火ならぬ、迎え樹。

そんなことを思えば、やはり大事にせねばと。

ついでに雑草も抜いちゃおっと。

 

夏空の下、昨日は友人のＲさんに誘われて

島根県瑞穂の「ハッピーベリー農園」へ。広島市内から車で1時間ちょっと。

 

 

 

農園ではブルーベリーを収穫。

いつ見ても愛らしいブルーベリーの実り。

まだ熟していないピンク色がたまりません。

入り口にある事務所に立ち寄り、カゴをもらったら自由にブルーベリー畑へ。

時間無制限、食べ放題で1人500円。

おまけにカップ一杯分を持ち帰ることができます。

 

 

ハッピーベリー農園の楽しみは、収穫だけではありません。

丘をあがったところにあるオシャレな木小屋「オンブラージュ」で、

ブルーベリのジャムとジュース作り、パン焼きを体験できるのです。

 

 

ハウスの側に石焼き窯。

  

 

この眺望、一日いても飽きません。

 

 

 

 広々としたキッチンスペースでジャム作り。

焼きたてのパンに添えて「いただきまーす！」

ジュースも濃厚。

この心地よいスペース、オフシーズンは借りて自由に使えると聞いて

Rさんとさっそくプランニング。

道の駅で野菜を買い込んで、石焼き窯でピザ作り。

皆を募ってクッキング＆パーティーしたら、いいよね。

 Rさん、パンを焼かせたらプロ級の腕前です。

 

 　

農園に行く前に、「縄文村」でランチ。

古い民家レストラン、地元の野菜で作った素朴な野菜料理のバイキング、

盆にのせて庭へ出ます。

黒米のご飯、しいたけの天ぷら、ソーメンウリの酢の物カボチャの煮物、トマトサラダ。

珍しかったのが出雲の十六島（うっぷるい）産の「若あらめ」。

おいしかったので道の駅で買って帰りました。

 

デザートはかき氷とスイカときなこ餅。まさに日本の夏ですねぇ。

  　

 広い空、実り始めた稲の穂をゆらす風。

瑞穂を満喫し広島市内へ帰ってきたらあっ！空に虹。

どこまでもハッピーな一日でした。