台所で食事をつくりはじめると、
「おてつだい、おてつだい」と騒ぎ出す6歳と4歳。
ちょうど空豆があったので、それを与えます。
「うーん、むけないー!」
聞こえぬふりをしていると、
小さな手と頭をつかって上手にむき始めます。
「あー、ふっか、ふかぁ」
サヤの内側の白いふかふかは、マメを守るためのクッション。
「このなかで寝たいよー!」
こどもって、いいなと思う瞬間です。
ミー 「携帯をどこかへ忘れてきちゃった」
とり 「それって、不安?」
ミー 「ちょっとね。仕事の連絡が・・・」
とり 「ふ~ん」
ミー 「携帯なんてなかった時代、
どうやって連絡取り合っていたんだっけ」
とり 「わたしたちは、ピーって鳴いて知らせるけど」
ミー 「いいなぁ」