このたび、
平成29年度広島県食育推進功労者表彰を受けました。
「県内産の旬の野菜を沢山食べて元気でいましょう！
季節のおいしさを楽しみましょう！」
セミナーや講演、料理教室、
テレビの料理コーナーやラジオのおしゃべりコーナーで
提唱し続けたことが認められてのことでしょうか。
推薦頂いてすなおに嬉しいです。
同じく表彰された北広島町の梅木麗子さんは御歳82歳、
法事や法要の後に郷土料理を囲むお斎(おとき)の習慣絶やすまいと、
多い時には100人分の仕出しを続けておられます。
わたしも…90歳まで元気で野菜で幸せごはんを広げていこうと
励まし元気づけられました。

野菜摂取の増大は健康寿命を延ばしていく上で、
大きなポイントです。
野菜のその魅力をお伝えしながら、
日々より簡便に、しかもおいしく摂取できるよう、
レシピ提案をしていきたいと思います。

落花生は不思議な植物です。
花を咲かせると子房柄とよぶ茎のようなものを下へ伸ばし、
地中に潜らせ、結実させます。
砂地に育った落花生。
青々とした茎を束ねて引っこ抜くと、
ほらごらんの通り実がいっぱい。
しばらくそのまま畑に干して乾燥させるそうです。

収穫したばかりの落花生、茹でて食べました。
湯気のなかに土の香り、畑の楽しみです。

あらかじめ焙煎しておいたピーナッツをフードプロセッサーでペース状に。
ピーナッツバターを作ります。

落花生のペーストにバターと黒糖を加えて練ると、
なんとも香ばしく濃厚なピーナッツバターの出来上がり。
野菜と和えたり、ドレッシングの隠し味にしたり・・・
いろいろ使えそうです。