シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2017年11月5日

画像に含まれている可能性があるもの:植物、屋外、自然

「温海かぶ」は、
鶴岡市の山間部に位置する一霞地区を中心に、
焼畑農法によって栽培されている在来野菜です。
栽培地は、木の伐採地跡など山の急斜面。
下草を刈り取って乾燥した後、火入れが行われます。
火を入れて、まだ熱いうちにタネを蒔き、
収穫の秋まで無農薬、無肥料。
火を入れることで土は殺菌されて虫がつきにくく、
草を焼いたあとの灰が肥料になっておいしいカブを育てます。
自然の力、土の力でおいしいカブになる。
焼き畑は先人の知恵のたまものです。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、座ってる、草、植物、木、子供、屋外、自然

念願だった「温海かぶ」の焼畑を見学、収穫体験もさせていただけました。
温海地区では森林事業とかぶ栽培が共存。
木を伐採→伐採の跡地でかぶ栽培→栽培後に蕨育成と植樹…と循環させます。
また地域の生きた文化財である温海かぶの継承事業をUターン組の若者が運営しているのも心強い。
広島でもぜひ在来作物研究会を作ってとエールを送られました。
在来野菜は単に古くからある野菜というだけでなく、
先人の知恵から生まれた農法、料理法や祭などの生活文化を継承するお宝です。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物、屋外

そして地域のばあちゃんのレシピで漬物づくり。
「うんだばAコープの砂糖じゃねえとだめだぁ」と言うばあちゃんのレシピ通り。
数年前に自主上映した『よみがえりのレシピ』を観た方、覚えてますか?
腰を屈めてかぶを世話するおばあちゃん。
地元では樽いっぱい漬けて冬に備えるそうです。
土のなかから生まれた野菜がその食ベ方とともに継がれる、それが風土。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

1キロ漬けたものをビニール袋で幾重にも包み、
庄内→東京→広島と持ち帰り、綺麗に漬かりました

2017年11月4日

画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、立ってる、屋外、自然

5年くらい前になるでしょうか。
庄内地方の在来作物をドキュメントした映画
「よみがえりのレシピ」を観ました。
地に育つ作物の美しさと生産者さんたちのひたむきな姿に
胸がふるえました。
多くの人と共有したくて、広島で上映会を開きました。
そのときから、ずっとお会いしたいと思い続けていた後藤さん。
ようやく会えました。
後藤さんは庄内の在来種「藤沢かぶ」の生産者さん。
山中の急斜面に広がるかぶ畑も、
そして後藤さんの笑顔も清々として美しい。
焼畑は農薬も肥料も使わない循環型農業、
地を焼くことで殺菌になり、害虫が湧きません。
焼いたあとの灰が養分となり地中の微生物がよく育ちます。
農の原始にふれる思いがします。
焼畑ならではの根の曲がり、
畑を焼く前に草の根を刈るためにわずか3センチ深さを掘るだけの
固い土中に育つかぶは身がしまってたくましい。
8月15日に畑を焼き種を蒔いて、秋雨が降る今が収穫時。
わずか10アールに育つ藤沢かぶの大方は漬物になります。
規模拡大、生産性向上、企業化など経済性を求めるビジネスとしての農業が必要な一方、
地域に根ざしそこに人と食と文化がある農業もまた手離してはなりません。

画像に含まれている可能性があるもの:植物、食べ物

画像に含まれている可能性があるもの:植物、木、屋外、自然

 

 
10月 2021
« 6月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

*最新記事*



*カテゴリー*

晴れときどきのコト

ホームきょうの幸せごはん晴れときどきのコトお話しましょ食と農
花井綾美活動ファイルお問い合わせ
Copyright C Ayami Hanai All Rights Reserved.