シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年9月10日

 

前日セミナーを終えて翌日はフリータイム。

前々から気になっていた作家、奈良美智の作品展が
タイミング良く開催されていたので、横浜美術館まで足を伸ばします。

 

 

「気になっていた」という真意は、
なぜこうまで評価が高いの?(こんな作品が・・・)という思い。

しかし、実際に作品の前に立つと、

作家が創作へかける思いが

肉声のように伝わってきて心を揺さぶられました。

血のにじむようなという表現がありますが、

まさに作家の手跡を感じる作品群を前に、

自身の仕事への姿勢を顧みせられました。
(もっともっと魂を込めなくっちゃ)

 

 

作家のコレクションルームも。

一見、ポップでお気楽な印象を受けますが、

ニンゲンの哀しみや弱さ、怒り、狡さといったものまでが

透明な空気を通して伝わってきます。

(企画展は撮影禁止のため、弐代目青い日記帳さんの

ブログより写真をお借りしました。

興味のある方はこちらのブログも訪ねてみてください。

 

 

美術館の向かいの空地に、市の移動図書館。

ボランティアの方で運営されているようです。

大きな木の下で本を選ぶ、なんとも気持ちのいい風景でした。

東京という都市の文化の成熟度を感じて、
羨ましいかぎりです。 

 

 

昼過ぎ、すでに疲れて早くヒコーキに乗って帰りたい気分。

しかし、あと一つ用事が残っています。

ヨイコラショ、と心の中でかけ声をかけて丸の内へ。

 

 

通りに置かれたベンチに、有名タレントのブロンズ像。
6、7体ある中で、道行く人の写メ率ナンバーワンが小栗旬、

帰りに空港でその日の朝日新聞を開いたら、

丸の内の記念事業だという記事が大きく載っていました。

 

写真: ここで一杯飲みたいがために来た東京駅の銀座ジンジャー。飲んだら羽田に向かいます

 

わざわざ丸の内まで来たもう一つの用事とは、

東京駅の構内に新しくオープンした「グランスタダイニング」の

銀座のジンジャーでジンジャーシロップを飲むため。

生姜好きには、気になるショップです。

辛さいちばんというドライジンジャーのソーダ割りを注文、

ピリッとさわやかな生姜味が疲れた体に染みわたりました。

これで、心おきなく羽田へ。

少し早く着いて、本を読みながらフライトの時間を待ちます。


それにしても、気力の衰えを感じた東京2日目。

前はヒコーキの時間ギリギリまで歩き回っていたというのに、
今年に入って、どうもこんな調子です。

こうして衰えていくのであれば、

元気に歩けるうちに沢山のものを見ておかなくっちゃ。

よーし! また仕事ガンバルぞ。

 

 

 

 

 

 

 

2012年9月9日

 

「アンチエイジング」をテーマにしたセミナーに参加するために、

東京へ行ってきました。

セミナーの開催場所はお台場の先にある

東京ベイコート倶楽部。

セレブなレストランでイタリアンのフルコースつき。

セレブにも高級イタリアンにも興味はないのですが、

セミナーに参加するためにはしかたありません。

羽田からの東京モノレールを終点の浜松町で降りて、

山手線に乗り換えて渋谷まで。

わたしの東京歩きは、たいていここから始まります。

それというのも、渋谷駅から歩いて5分ほどの場所にある
Bunkamuraザ・ミュージアム、

とても魅力的な企画が多いミュージアムなのです。

 

 

このたびも、絶対みたかった
「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」。
心を鷲づかみにされる絵の数々。

美術館歩きの参考にさせて頂いている
「弐代目ー青い日記」さんのブログにもこうあります。
ひとたびBunkamuraでレーピンの作品を目にしたなら、
間違いなくこれまで味わったことのない絵画鑑賞体験(しかも劇的な)が
出来るはずです。
「レーピン展」は10月8日まで会期中休み無しで開催されています。
大型展覧会がひしめく今年2012年にあって間違いなくベスト5に入る展覧会です。

何としてでも観に行って下さい是非!!

 

 

レーピンの絵を堪能して、次の目的地代官山の「蔦屋書店」へ。
20代のはじめ、住みたかった街、代官山。
あの頃の思いが沸々とよみがえってきて、ちょっと切ない気持ちで

蔦屋書店までの道を歩きました。

 

 

ファッション写真集から懐かしい雑誌のバックナンバーまで
書物のあいだをサーフィンできて、カフェでお茶もでき、
さまざまなジャンルのセミナーにも参加できる

いまもっとも注目のカルチャー発信地。

 

写真: 代官山蔦屋でランチ。東京本日真夏日です。

 

店内撮影禁止、メールをチェックするふりして隠し撮り。

よい子のみなさんは真似してはいけません。

本に囲まれて楽しめるランチ、オレンジピールの紅茶とサンドイッチ。

 ここで、半日は過ごせそうです。

興味深かったのは、食に関するあらゆる本を集めたコーナー。

小さな「食の図書館」をつくりたいという夢を刺激しました。

 

時計をみると、夜のセミナーまであと2時間、
よーし、と地下鉄で日本橋まで。

三井ホールで開催中の「アートアクアリウム展~江戸金魚の涼」に向かいます。

日本橋架橋100周年記念特別展とあります。

数年前、六本木ヒルズで開催された熱帯魚のアクアリウム展が

あまりにも素晴らしかったので、こちらも期待。

 

 

写真: 日本橋三井ホールで開催中のアクアリウム展。巨大金魚鉢~

 

江戸情緒を感じさせる太鼓の音が響くなか、
さまざまな種類の金魚が泳ぎます。

直径2メートルはある巨大金魚鉢が度肝を抜きます。

でも、六本木ヒルズで観たアクアリウムのアート性にはおよばず、残念!

 

ビルを出ると、雨。

地下鉄を乗り換えて「ゆりかもめ」でセミナー会場へ。
乗って行くこと約30分、国際展示場駅で降り、

スマホのナビに頼って歩いたら迷いに迷って30分、
会場の東京ベイコート倶楽部に電話してスタッフの方にナビしてもらって

ようやくたどり着きました。

雨に濡れ、歩き疲れて、

こんな不便な場所を選ぶなよ、とちょっとイライラ。

セミナーの内容も期待したほどでなく・・・・、

でもその後に食べたイタリアンが美味しくて、

たちまち機嫌が直りました。

 

いつものホテルの大浴場で汗を流して、おやすみなさい。

このつづきは、また明日。

 

 


 

 
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