農家さんに教わりました、「打豆」です。
水に漬けてやわらかくした大豆を槌で叩いてつぶし、
乾燥させた北国の伝統的な保存食。
つぶすことによって火の通りが早くなり、調理時間が短縮できる。
おまけに箸でつまみやすい、知恵に脱帽です。
福井県では家庭で作られることは少なくなったけれど、
スーパーでは売られているそうです。
こうした食材が、残すとか、継承とかではなく、
ごく普通にあり続ける日本であって欲しいと心から思います。
汁もの、野菜の煮物、サラダなど何にでもいけそうです。
肌寒い曇り日。庭の利休梅がひとつ、花を咲かせました。
楚々とした風情が好きで、毎春咲く日を待ちます。
きょうはRCCラジオ「ヒビカン」で春野菜についてお話。
もっと、しっかり勉強せねばと、思いながら
ざわざわ心ざわついて、1つのことに集中できない春です。
毎年、春先はいつもこうだから、過ぎるのを待つしかないと思ってはいるのですが。
未処理の山はどうなってゆくんだろう。