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マチュピチュ&ウユニ塩湖 ⑤

2016年3月30日 水曜日

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さて、20億トンもの塩を埋蔵するといわれるウユニ塩湖。
村の塩造り小屋を訪ねました。

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食塩にするための塩は塩湖で掘り出され、
2~3週間日干しされた後、村に運ばれます
無造作に積まれた塩の山。これを小屋で食塩にします。

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まず、塩湖の塩に含まれるホウ素を抜くために釜で炊かれます。

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ホウ素を抜いた塩に、栄養成分のケイ素を加えます。
製塩の工程は、それだけ。
食品衛生法など規制はないのかと首をかしげるほど、
シンプルで原始的な造り方。
おじさんが1人、袋詰めの作業をされていました。
案内して頂いたお礼の気持ちもあり、
400g入りを15個購入。
大量の白い粉、税関で怪しまれないかと思いながら
スーツケースとは別に段ボール箱の荷物にして
ウユニ~ラパス~リマ~ロサンジェルス~成田。
案の定、ロスで箱を破かれチェックされていましたが、
塩は無事。

ペルーからボリビアまで11日間の旅、
またここでも食文化、生活の違いを垣間見て、
風土が育ててきたものの面白さを感じました。
だから旅はやめられない。
また、次の旅へ。

 

マチュピチュ&ウユニ塩湖 ②

2016年3月22日 火曜日

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さて、クスコから、インカの遺跡が眠るマピチュをめざし、
車と列車を乗り継ぎます。
のどかな田園風景、じゃがいも、とうもろこし、雑穀のキヌアが主な産物。

 

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天窓つきの列車、軽食サービスと車窓の風景を楽しみます。


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マチュピチュの村に着いて、翌朝。
遺跡行きのバスにのって約30分、
急なヘアピンカーブを繰り返して400メートル高度を上げます。

この日は日曜日、クスコの住民は無料で遺跡へ入れるとあって
入り口は大混雑。
我々は日本円で約6千円の入場チケットを予約済み。
1日3回まで自由に出入りができます。

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遺跡内を歩くこと、およそ2時間半。

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精巧な石積の住居跡、
気の遠くなるような作業が繰り返されたであろう段々畑。
なぜこのような山深い高地に集落を作ったのか、
インカの人々は最後まで文字を持たなかったので、
いっさい歴史的な記録は残っていません。
スペイン軍の侵略から逃れるためか、疫病から逃れるためか
憶測の域は出ませんが。
遺跡を前に眺めていると、火を焚き、畑を耕す
人々の営みが見えてくるようです。

遺跡を歩き、村へ帰ってホテルでゆっくり。
翌日は村の市場へ。

では、またあした。