さて、20億トンもの塩を埋蔵するといわれるウユニ塩湖。
村の塩造り小屋を訪ねました。
食塩にするための塩は塩湖で掘り出され、
2~3週間日干しされた後、村に運ばれます
無造作に積まれた塩の山。これを小屋で食塩にします。
まず、塩湖の塩に含まれるホウ素を抜くために釜で炊かれます。
ホウ素を抜いた塩に、栄養成分のケイ素を加えます。
製塩の工程は、それだけ。
食品衛生法など規制はないのかと首をかしげるほど、
シンプルで原始的な造り方。
おじさんが1人、袋詰めの作業をされていました。
案内して頂いたお礼の気持ちもあり、
400g入りを15個購入。
大量の白い粉、税関で怪しまれないかと思いながら
スーツケースとは別に段ボール箱の荷物にして
ウユニ~ラパス~リマ~ロサンジェルス~成田。
案の定、ロスで箱を破かれチェックされていましたが、
塩は無事。
ペルーからボリビアまで11日間の旅、
またここでも食文化、生活の違いを垣間見て、
風土が育ててきたものの面白さを感じました。
だから旅はやめられない。
また、次の旅へ。