さて、札幌滞在3日目。
野菜ソムリエの同期会で集った仲間も、Tさん夫妻は仙台へ、Taさんは函館へと帰って行き、
シニア野菜ソムリエ渋谷4期は一応ここで解散。
札幌に留まったのは東京のTさん、帯広のMさん、そして私の女3人。
かねてからのプランで旭川動物園へ。
JR札幌駅から乗った旭川行きの特急指定席は快適。
座席に付いたポケットは切符入れ。差しておけば車掌さんのチェックが楽々、いいアイデアですね。
車窓には映画のような雪景色、樹氷も見ることができました。
札幌から約1時間で旭川駅に到着。
駅の構内には木工の地らしく無垢の木が使われ品良くとても気持ちの良い空間です。
細い板を重ねた美しい壁面、目を凝らして見ると人の名がズラリと印字。
壁面に使われる木を寄付した一般市民の方の名前です。
駅からタクシーで動物園をめざします。
気の良い運転手さん、広島から来たと言うと、熱心に野球を語り始めました。
(ごめんなさい、私、野球オンチです。)
はるか前方に見える山が旭山動物園。本日、旭川も快晴、天気に恵まれた北海道ぶらり歩きです。
旭川駅から30分ほどで、動物園に到着。山へ向かってゆるやかな坂を上がっていきます。
ずっと見たいと思っていた「ペンギンのお散歩」。やっと見ることができます。
1日に2度のお散歩、ちょうど始まる直前で長い列の後尾に並びます。
ペンギンくん達の運動不足解消を図って始まったお散歩タイム。
今か今かとみな首を長くして待ちます。
おー! キャー! と、前の方から歓声が沸いてペンギンくん達のお出まし。
かわいい、かわいい、かわいいなぁ。
おやっ。 一頭、毛並みの違うのが混じってる。モコモコ茶色の毛むくじゃら。
種類が違うの? と思ったら赤ちゃんペンギンですって。
体はまわりの大人と同じくらいですが、歩くのがちょっとおぼつない感じ。
さてお次は、あざらし館。大きなチューブ状の水槽で泳ぐ様子を間近で見ることができます。
クルクル、シュルリとチューブの中を滑るように泳ぎます。
アザラシのメスのおっぱい、へその下にあるんです。へー!
詳しいイラストで後ろ足のしくみも良く分かります。毛(剥製?)も添えられて触ってみることができます。
見て、読んで、さわって、学べる分かりやすい説明ボードも旭山動物園の人気のポイントではないかと思います。
そして、もうひとつ旭山動物園の人気ものはホッキョククマ。
「もぐもぐタイム」と呼ばれる餌づけの時間、投げ込まれる魚めがけて、ザブ~ン。大迫力です。
小さな頭は水の抵抗が少なくなるようにと、神さまが考えた造形。
陸上では、この通り。神々しいばかりの美しさです。
雪の上でごろり。大きなぬいぐるみみたい。
雪の中で遊ぶシロクマ、北の動物園ならではの光景です。
地球上で絶滅の危機にあるホッキョクグマ、日本国内では8カ所の動物園が、
お互いに婚活をして繁殖に努力をしていると聞きます。
猛獣館にはライオンやチータがいましたが、本来アフリカに住む動物、北国で見るには無理があるような・・・・。
ペンギンとアザラシとシロクマに会えたから、もう満足。
園内で簡単なランチを取り、3時間足らずの園内散策はこれにてお終い。
ご参考までに、旭川動物園への行き方。札幌からの列車とタクシーの往復と入場券のセットで7800円(JR発売)。
バスのセットプランもありますが、冬はダイヤが乱れがちなので列車のセットをおすすめ。
朝9時半頃に札幌を出て夕刻までに帰って来れます。
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東京からのTさんと別れ、Mさんと私、
野菜ソムリエさんが経営する札幌市内のイタリアンレストランで夕食。
きょうも、よく遊び、よく喋りました。
明日の午後には、広島へ帰ります。 この続きはまた明日。