年明け早々定年を迎えるSさんが、会社の裏にあるギャラリーで現役最後の個展。
題して「中高年の主張」。フロアいっぱいに元気のよい色彩がはじけます。
蕎麦打ちをはじめ、料理を作らせればなかなかの腕前。
絵を描き、旅をし、蕎麦を打つ、歩く「サライ」。
下手な冗談を飛ばしながら、これからの「遊びをせんとや生まれける」日々に意欲的。
蕎麦と野菜のコラボを約束し、 Sさん手製の鴨リエットを頂いて帰りました。
鴨のリエットは鴨、豚、牛、鶏肉に香草類を加えて赤ワインで煮詰め、パテにしたもの。
自分では生涯作ることはなさそうな料理だけに嬉しいです。
Sさんの冗談語録(中高年の独り言)より、1つ。
「鉄人を28号まで作るのが大変か 愛人を28号まで作るのが大変か」
Sさんのような60歳が増えれば、
ニッポンの高齢化社会は明るいものになると思います。