やわらかな日差しに、しばし冬を忘れる週末。
暦の上では晩冬。華やかな寒の季語に「寒紅」があります。
1月も終わりの厳しい寒さがベニバナから製する化粧の紅を最も鮮やかに美しく仕上げることから
沈みゆく おもひ寒紅 きつく刷く
そんな女ごころを詠ったものもあります。が、
野菜好きとしては、冬の紅といえばカブ。
ほんのりと紅に染まった愛らしい小カブは、やわらかくキメこまかい生食用の「サラダカブ」
塩で即席漬けもおいしいです。
野菜売場で見かけたらおためしください。