絵本「100万回生きたねこ」の作者として有名な作家、佐野洋子さん。
ガンで「あと2年」と告知されたとき、余命まっとうに必要な資金1000万円だけを残し、
あとはジャガーの新車と薄型テレビ3台を買い、墓所と永代供養とホスピスを手配した洋子さんに、
一人息子は「死ぬ気まんまんだね」。
それから5年、雑誌の1ページに洋子さんの笑顔が。
清々とした実にいい顔です。
脳への移転、歩行困難の状態で暮らしながら、
「人はなるようにしか なりません」
わたしも、心からこう言えるオトナになりたい。
上の花の写真は、家の裏に生えて花を咲かせた槿(ムクゲ)。
鳥が種を落としたか、なるようになって咲いた花。はっとするほど綺麗です。