いのちを支える野菜スープの普及で高名な料理家
辰巳芳子さんがこんなことを言っておられます。
食べものを作るってことはすべて愛の表現です。
表現の場を持つことは幸せ。面倒くさいなんて言えない。
大変な喜びです。しかも、あなた自身も(作ることを通して)
成長して人間として完成されていく。
おいしい、まずいは、その時のあなたをスープが
言わず語らずのうちに教えてくれているのです。
手を使うことです、愛は手足を使わないと成就しないのです。
家族のために社会の誰かのために貢献することは、
あなた自身のためにもなっているのですよ。
ここでも「手」という言葉が使われ、
うさぎの大事な思いをそこに重ねることができて嬉しい。
野菜を通じて食べること、作ることに関わっていこうと決めた
春に植えたブルーベリーが、
小粒ながらとても甘い実を結びました。