ある本に「凛冽(りんれつ)」という言葉。 その語感に惹かれて広辞苑をひいてみたら、 「寒気のきびしいさま」とありました。 当たり前にしていれば平坦に暮らせるものを、 しんどい道を選んでしまうは性分。 でも頬をさす冷気の心地よさを覚えてしまうと、 生ぬるい空気は息苦しく感じられます。 同じ本の後のページには、 「女は弱音をはけない」という一行が。 うーん、たしかに。 はけません、なぜなんでしょう。