ブームがとうに去って、いまさらのように観ました。
ペ・ヨンジュンの「冬のソナタ」
好きな作家佐野洋子がエッセイで
「はまってしまった」と書いているのが意外で、
えっ、そうなの?という好奇心。
で、DVD全7巻観てみれば予想通りのメロドラマ。
主人公たちポロポロ泣きます、悩みます。
えー、そりゃないでしょ、とTVの前でうさぎ何度も独りごと。
冬にはじまる物語、全21話あるんだから
季節は移り変わるはずなのにず~っと冬のまま。
いつもコート来て首にマフラー巻いてる。
服の色のコーディネイトが意外に良くて、これは楽しめます。
せっかくだから最後まで観なくちゃと、
早送りでとばし、とばして最終回。
波瀾万丈苦悩の末に二人結ばれて、めでたし。
日本列島の女たちを熱狂させた理由を、
佐野洋子は「バーチャルな恋愛体験」と書いてました。
ちょっと分からないなぁ。
リアルな恋がいいに決まってるし、
ヨン様の笑顔ってキモチわるいんだもん。
ろくに仕事もしないで「きみを離したくない」
なんてばかり言ってるし。