台南の食材といえば、サバヒーという養殖魚が有名。
頭から尻尾まで使い切り、捨てる部分はうろこだけです。
市場では頭が並べて売られており、これがスープのいいダシになります。
内蔵をスープにしたものも食べました。
「一物全体」が当たり前の台湾の食は滋養豊かで安価です。
切り身をのせたスープには、揚げパンが添えられます。
ちぎってスープの中に入れて食べます。
これだけでもうお腹いっぱい。
頭のスープ。目のまわりのプルプルはおいしいし、
なによりいいダシが出ています。
外で食べるのが基本の生活だから、
気取らない、安くておいしい。
「外食ばかりでは身体に悪い」というのは、
台湾にかぎっては当てはまらないようです。