「農業女子」という言葉、お聞きになったことがありますか。
メディアにも登場して、2~3年になるでしょうか。
農業振興策の一環として、農林水産省が
「農業女子プロジェクト」を立ち上げたのがその頃です。
全国の農業就労人口の約半数を女性が占め、
女性のいる就農世帯の方が収入が高いという結果に
着目してのプロジェクトのようです。
女性特有の感性、柔軟性、そして粘り強さを活かした農業、
とりわけ農産物の加工品開発などには、
実際に調理にかかわる機会の多い女性の生活実感と知恵が
大いに活かされるようです。
農業関連のメーカーも、女性が扱いやすい農機具、
農作業を快適にする作業着のデザイン、日焼け止め効果の高い化粧品など
農業女子とのコラボレ-ションで商品を開発。
きつい、汚れるといったマイナスイメージがあった従来の農業から、
明るい、楽しい、ちょっとお洒落な農業へと、
元気な女子が牽引しています。
そして、わたしもまわりにもそんな農業女子が何人かいます。
苦労のわりに儲からない農業、だけど楽しい!
衰退していく農業をどうするかなんてしかめ面してても始まらない、
前に進もう!農業をやってきて良かった!そう言い切る彼女たち。
きょうは、そんなかっこいい女子のひとり、
奈々さんからちょっと早いValentineギフトが届きました。
干し大根や干し椎茸に中に混じった袋は「胚芽入り米ぬか」
炭火で丹念に煎った玄米のぬかは、きな粉のようにおいしいとか。
丁寧な仕事、ギフトにもしたいラッピングは、やはり女性ならではの発案。
いいね!里山での暮らしがそのままパッケージされるような、
そんなハード&ソフトで豊かに暮らせる農業のモデルをつくって欲しい。