知り合いの農家Iさんがインドまで出向いて種を入手し、
栽培したというハーブ「トゥルシー」。
これを見たくて現地まで車を走らせました。
インド原産シソ科のバジルの一種、トゥルシーはサンスクリット語。
英語でホーリーバジルと言います。訳せば聖なるハーブ。
この種も仏陀が悟りを開いたインドの聖地ブッダガヤで入手したと言いますから、
不思議な力を宿す植物としてだいじにされてきたのかも知れません。
インドの伝統医学アーユルヴェーダでは数千年も前から使われており、
新陳代謝を促進して免疫力を高め、
抗酸化作用で老化防止や生活習慣病を予防すると言います。
アンチエイジング(抗老化)への関心が高まる中、
普段の食生活の中でおいしく活かす工夫もありそうです。
頂いた生葉をお茶で飲んでみようと、熱湯をを注いだら何とも懐かしい香り。
前世はインドの路地裏で占いをしていた婆様かも。
昔嗅いだことのあるクスリのにおいに似ています。
それが何だったか、思い出せずにいます。