ハノイ旧市街は、「生きる」エネルギーに充ち満ちていました。
生きるために働く、働くために食べる、食べてまた働く。
思い悩んでウツになる暇などないくらい、みなよく動きます。
市場に、路上に食べ物はあふれ、色彩と匂いを放っています。
とくにフルーツの豊富さは、羨ましいかぎり。
ライチーに似た食感のフルーツ、おいしかった。
ドラゴンフルーツもフレッシュ!
これはなんだろう?という食材も多く、立ち止まっては眺めます。
路上や市場、スーパーマーケットで働く人たちのほとんどは英語を話せないので
想像するしかありません。
仏様へのお供え物を作って売る露天には、こんなものが。
木にしか見えませんが、どうやらこのまま囓るようです。
どんな味がするんだろう。
対向車線に平気で入って追い抜き、信号機は当然にように無視、
バイクを運転しながらの携帯電話は当たり前・・・
道路交通法などないに等しいこの街では、保健衛生法も?
八百屋の店先で精肉をさばく人。
歩道で魚をさばく人。
たらいに活きた魚を泳がせながら、注文があると
道路の上で包丁をふるっています。
彼らの旺盛な生活力をみていると、私たち日本人がいかにやわか・・・
道に落ちたモノでも平気で口にできるくらいの逞しさを持たねば、
この国には勝てません。
明日は最終、食べたもの、おいしかったもの。