さて、青森をあとにして、一路十和田へ。
鮮やかな夏の緑のトンネルをくぐって行きます。
奥入瀬へ行く途中、蔦(つた)温泉で入浴。
明治からの湯治場で、木造の建物に歴史が感じられます。
風呂場の真下に源泉があり、熱湯が風呂底からわき上がってくる仕組み。
最初は熱いです、少しずつ身体を慣らしていくと、気持ちよく感じられはじめます。
肌にまとわりつくような泉質、いいお湯です。
湯上がりの休憩部屋が、それはもう心地よかった。
広々とした空間に風が抜け、ああ、極楽!
ロッキングチェアに揺られたまま、もう動きたくない気分。
500円でフリ-ドリンク、柿酢、ドクダミ茶など6種類が飲み放題。
この心地よさ、リピートしたい気満々。
近くには沼地巡りコースもあって、1日楽しめそうです。
トンボも人なつこい、夏の風景です。
そして十和田といえば「十和田市立美術館」
建物に入らずとも、なかの展示も見れて、
外にも一流の造形作家の作品をかずかず展示。
cafeもポップな色彩がいっぱい!
市民に開かれたミュージアム、ハッピーな気分に溢れています。
草間彌生の作品も、ほらこの通り。
まるで遊具のように、原っぱにあります。
上に乗ってはいけませんと注意書きはありますが。
cafeでお茶を飲んでいたら、のぞきこんできた3匹(?)
ポーズを取って、踊ってみせてくれました。
なんでしょう??
美術館の周辺を中心にアートの街にしようという計画が進行中。
有名な建築家のプロジェクトも決定しています。
古くなったアーケードの中にも、作品が。
この小さな町のパワー、面白くなりそうです。
そして、このあと、奥入瀬へ。
ブナ林が美しく、
十和田湖から流れ出る水の豊かさを音で実感。
全長11キロの遊歩道のうち、2キロあまりを歩いて
フィトンチッドをいっぱい浴びました。
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奥入瀬のホテルでゆっくりと寛いだ翌日は、盛岡へ。
そのレポートは、またあした。