梅雨入りも間近。蒸し暑くなると酢のものが欲しくなります。
かただは正直ですね。わたしの教室で毎年人気が「ピクルス」
簡単に作れるので、ぜひ、これからの季節、冷蔵庫に常備ください。
疲れがたまりやすい夏、
ぜひ酢を摂るよう心がけたいものです。
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酢に含まれる酢酸には、
疲労によって体内に蓄積した乳酸を分解して血行をよくする働きがあり、
疲労回復を助けます。
さらには乳酸の蓄積を抑えて血液中の乳酸の上昇を抑制する効果もあります。
また、カルシウムやマグネシウムの吸収を円滑にしたり、
胃酸の分泌を高めて消化を促進するほか、
酸味によって気分をすっきりさせる働きもあります。
ビンの裏面をご覧ください。
原材料名にアルコールが入っていないものを選びましょう。
穀物や果物を伝統的な製法でゆっくりと発酵させたものの方が
栄養価が高く、味もおいしいです。
作ってみましょ! 野菜のピクルス
■材料 ニンジン、ピーマン、セロリ、キュウリ、レンコン、プチトマト、ブロッコリー、カリフラワーなど
★ピクルス液の割合・・・・・米酢1カップ、水1カップ、きび砂糖80g、塩大さじ1、
赤唐辛子(種をぬく)、ローリエ1枚、黒粒こしょう20粒
①野菜は食べやすい大きさに切る。
②ホウロウまたはステンレス鍋にピクルス液の材料を入れて火にかけ、
煮立たったら火を止めてそのまま冷ましておく。
③別の鍋にたっぷりの湯をわかし、①の野菜を入れて20~30秒おき、
ザルに上げて水気をよく切る。
④③が熱いうちに煮沸した容器に入れ、十分に冷ました②を注ぎ入れる。
※調味料の配合は好みで加減ください。2日くらい置くと味がしみておいしくなります。
保存は密閉の保存袋でもOK。消毒の必要がないので便利です。