光と水と土に育まれてある野菜を通して「いのちの食」を考える。
野菜ソムリエの立場で食育をすすめる私のテーマです。
夏のある日、呉市の私立山手幼稚園に招かれ、
若いお母さん達と食生活のお話。
「うちの子、葉もの野菜を食べない」と、あるお母さん。
病気がち?と聞くと「いいえ、元気です」
そう、元気ならいいんです。
食べなきゃダメなんて、あまりうるさく言わないでね。
ごはんの時間を一緒に楽しむことが大事。
食事が楽しければ自ずと食べることに興味がわいて、
少しずつでもいろんな物を食べるようになるから。
あせらない、おこらない、悩まない。
まずは、しっかりお米のご飯を食べましょう。
ご飯は、言うなれば体のガソリン。
米の炭水化物が体をしっかりと燃やして、
エネルギーになるから。
お話の後、小松菜のジュースを作って
子どもと達とお母さんに飲んでもらいました。
「おいしい!」
お代わりする坊やにお母さんはびっくり!
手間をかけることなく野菜をおいしく摂る工夫です。