さよなら三角、またきて四角 ♪ そんな歌を思いださせるシカクマメ。
夏の疲れが出る頃、ほろ苦い味が体をしゃんとさせてくれそうです。
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最近、見かけるようになった新顔の野菜。
熱帯地方が原産で、日本では沖縄を中心に栽培。
マメ科のツル性植物で、若いサヤを食べます。
沖縄では”ウリズン”と呼ばれ、
これは沖縄の方言で4月頃の新緑の季節の意味。
草木が一斉に芽吹く頃の美しい薄緑色をしていることから
名づけられたといいます。
ほんとうにきれいな緑色です。
豆のさやですが、写真のように断面が四角形です。
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沖縄の夏の野菜不足を補うため、1980年代に研究され奨励されました。
心地よい歯ごたえと口のなかに残るほろ苦さを楽しみましょう。
サラダ、酢の物、炒め物、天ぷら、などに。
サラダや酢の物にするときは、サッと湯通しをします。
熱帯産の植物なので冷蔵庫での保存にはむきません。
冷気に当てるとすぐに黒ずみます。
ビニール袋に入れて冷暗所で保存します。
野菜市などでお見かけになったら、ぜひチャレンジを。
おいしい食べ方は、こちらのサイトをクリックしてみてください。
作ってみました「四角豆のサラダ」
ほんの少しの苦味がマヨネーズとよく合います。