シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年8月4日
青と白

 

ナスの紫色はアントシアニンという色素。その色素が形成されないのが「白ナス」。
また、白ナスと同様にアントシアニンが形成されず、葉緑素をもつ緑色のものが「青ナス」です。
いずれも、涼しげな夏の色ですね。

 

白ナス、青ナス、いずれも煮物向き。油と相性が良いのは紫ナスと同じです。
ある料理人の話によると白ナスは素揚げにしてソーメンつゆで食べるとおいしいそうです。
青ナスは、あっさり焼きナスにしてみました。

●正しい焼きナスの作り方
作り方はとても簡単な焼きナスですが、
案外間違った作り方をしている人も多いようなので
ここで、おさらいです。

①ナスをコンロの魚焼き器に入れ、近火の強火で焼きます。
 皮が焦げても大丈夫。ナスがスモークされておいしくなるので、
 しっかり焼きましょう。
②ナスの皮に焦げ目がつくまで焼いたら、そのまま常温でしっかり冷まします。
 十分冷めないうちに皮をむいてしまうと、ナスに含まれる水分が出てしまって味が落ちます。
③冷めたら、ヘタの方から皮をむきます。スルスルと簡単にむけます。

 

作ってみました! 「青ナスのごま油でジュッ!」


①焼きナスを食べやすい大きさに切り、ボールに入れる。
②ごま油を小鍋で熱し、煙が出はめたところで焼きナスに回しかける。
③器に盛り、刻んだ大場や青ネギをのせて出来あがり。

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