もう春が来たかと、
あわてん坊のモグラが顔を出しそうな陽気の週末です。
庭の木々はすでに小さな芽をふくらませて、
いのちの春にスタインバイ。
去年きれいな赤い実をつけて楽しませてくれた鶯神楽は、
ちいさなピンク色の花を咲かせました。
どんぐりの木の下のホトトギスも、
元気に新しい葉を出して咲く気まんまん。
アカンサスの根元に寄り添うように生えた初々しい葉は、
孫の花や優のようです。
生け垣のユキヤナギも空に向かってぐんぐん伸びています。
水のまわりには毎日のようにメジロや名前を知らない鳥たちがやって来ます。
音を立てぬよう近づいても察して飛び立ってしまうので、
邪魔をしないよう、部屋から眺めます。
陽ざしが強くてあまり良い写真ではありませんが、
うさぎの早春の庭レポートでした。
盛りの春よりも、春の兆しを抱く今が好き。