テレビ東京の情報番組「日経スペシャル カンブリア宮殿」、
(広島ではBSジャパンで観られます)
エンドロールに慣れ親しんだ息子の名前が流れる。
DVDを一時停止させては、その5文字を3度も見直した。
作家の村上龍が毎回財界のトップを招いて、
日本経済について語る硬派な番組。
新米ADの息子が名前デビューを果たしたこの回のゲストは、
日本共産党の志位和夫委員長。
小説「蟹工船」が50万部の売れ行きを記録し、
1万人以上の若者の共産党入党が話題となる中、
マルクスを読み解く内容はとても興味深い。
資本主義と共産主義、どちらを支持?とパネルを持って
街頭で聞き取り調査をする息子の横顔が画面に映り込み、
ああ、がんばってる、と母は安堵。
昨年7月、ADとして業界に入った彼の初仕事はフジTV「あいのり」。
シロウトの若い男女数名が世界を旅しながらカップルになるという
他愛ない内容に「こんなことをするために勉強してきたの?」と
思わず言ってしまった母の言葉が刺になったか、
早々にドキュメンタリ系の番組へと移行。
でも息子がロケ地でカメラを回し編集もした「あいのり●●●●編」は
TVにはりついて観てしまうでしょう。
(放送前だからロケ地の国の名前は公表しちゃダメらしい)
スミマセン、長々とここまで読んでくださった方、
わかっちゃいるけど親バカです。