さて、初日のスクーリングを終え、
田町の駅に着いたのは午後8時前。あー、疲れちゃった。
と、電車のドアが開いたら、いきなり正面に!
「おかえり」と言ってもらえたようで、少し元気になった。
わが息子がヒデと雰囲気が似てると言われたりもして、
この人の動向は気になる。
そういえば、この人もいま農業に目を向けているんだっけ。
勝負のフィールドから降りたオトコの顔は、
以前より柔和だ。
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東京ステイ3日目の朝。
ホテルの専用ラウンジでエスプレッソとサンドイッチで朝食をすませ、
不要な荷物をホテルから家へ宅配で送り、
身軽になって2日目のスクーリングへ。
いよいよきょうは、プレゼンテーション演習。
みんなに野菜を食べたい!と思わせるためにはどのような方法があるのか、
またそれを実践するためのスキルを学ぶ。
受講生15名の中で、手をあげてプレゼンに挑んだのは私を含めて6名。
持ち時間は5分間、
発表内容について講師から的確なアドバイスをいただく。
たしかな根拠をもって人を納得させる力を持つ、
これからの大きな課題。
野菜マイスターの勉強は、きっと私を成長させてくれる。
野菜マイスターとして仕事がしたい!
その理由もしっかりと再確認できた中身の濃い
2日間のスクーリングを終了。
渋谷駅から東急田園都市線で、たまプラーザへ。
今夜は、中学時代の同級生オタマの好意に甘えて彼女の家で1泊。
甘えん坊キャバリアのリッツちゃんの熱烈歓迎を受け、
オタマの心づくしの(野菜中心の)手料理を食べながら深夜までお喋り。
はじめておじゃました家だというのに、
勝手知った親戚の家に泊まりにきたような気安さで
朝までぐっすり寝て、朝ご飯を食べながらまたお喋り。
気がつけば昼を過ぎ、夕方のヒコーキの時刻までどこかへ?
このたびの東京ステイは勉強目的だから、
いつものお遊びスケジュールは無し。
可愛い娘さんがパソコンで調べてくれた野菜レストランへ。
表参道ヒルズの3Fにある「やさい家めい」
サービスのスタッフに訊ねて見たら、当たり!
オーナーは野菜マイスターで、スタッフの若い女性も
「2月にジュニアの試験なんですぅ」。
ジュニアの資格はすでに取得済みの私、試験のポイントを教えてあげて
がんばろ!と熱いエールを交わす。
私が食べたのは、10種類の野菜の素揚げがセンス良くトッピングされた野菜カレー。
とてもおいしかった。
「わたしも野菜が好きになりそう」とは、豚角煮のトマト丼を食べたオタマの弁。
トイレにもついて来るリッツちゃん、
「うちの子、写真写りが悪いんだけど、これならいい」と、
溺愛ママ(オタマ)のお許しが出たポートレート写真。
帰りの東京モノレールの中から見た夕日、
多くを学んで充実したこのたびの東京スティの
エンディングとしては申し分ないシチュエーションでした。