英語仲間のR子さんに招かれ、 「桜本ソシアルダンスアカデミーXmasナイト」へ。 ホテルの大ホールが、 今宵はミラーボールが華やかにきらめくボウルルームに。 アカデミーの生徒さんたちが次々にダンスを披露。 R子さんは、優雅にワルツ。 年長ながら楚々として愛らしい普段の彼女からは想像もできない 凛とした美しさに、胸が熱くなる。 ご主人の潤沢な愛情と財力があでやかに咲かせた、黄色のバラ。 ほんとうに嬉しそうに妻のダンスを見つめていらっしゃった。 ディナーの合間に、一般の人たちのダンスタイムも。 隣の席のブラックタイの男性が 「ご一緒にいかがですか?」と優雅に手を差しのべてくださったけれども、 盆踊りしか踊れませんもので、と丁重に辞退申し上げた。 この男性、ダンス経験者で、今夜のスペシャルゲストである 世界チャンピオンのダンスを観るために岡山から来られたという。 チャチャチャ、クイック・・・と、ダンスのイロハを親切に講義してくださった。
デザート&コーヒーが終わって、 さて、いよいよ世界チャンピオンの登場。 イタリア北部出身でラテンの血が流れるふたりのダンスは、 本場英国のような気取った風がなく、粋でキザでかっこいい! 羽のように軽く、アイスダンスのように速い、世界一の華麗なステップ。 足長、腰高、小頭のビジュアルも抜群。 こんなに素敵なものを生で観られるなんて、最高のXmasプレゼント。 ソシアルダンスに偏見をもっていたうさぎ、今宵深々と悔い改めました。 ドラマティックなラテンの「パソ」がいいなあ、と呟いたら R子さんのご主人がにっこりと笑って「ぜひ!おやりになれば」 また、へんなところにスイッチが入っちゃった。