岐阜県で捕獲された蝶「アサギマダラ」が
ふたたび放たれて40日後、奄美大島で確認された。
以上、朝日新聞の天声人語より。
千㎞におよぶ旅で羽はすり切れ破れていたという。
蝶は渡った先で子をなし、息絶える。
小さな羽をちぎれるまで羽ばたかせて海上の2千キロをゆく、
その強くひたむきな姿に、あしたの自分を重ねたい。
羽をボロボロにして息絶えるのは、今はまだイヤだけど。
新年の予定も入ってきて、赤い手帳の新旧交代。
古い手帳の膨らみは、多くの出会いと約束、
出かけた場所、観た映画、聴いた音楽、読んだ本の記憶。
1年間休んだ仕事再開の目途も立ち、
新しい年始動のエンジンを暖める。