この空の広さは、なかなか体験できません。
果てしない平野に畑が広がり、ところどころに農家が見えます。
きょうは、いよいよ楽しみにしていた「ジヴェルニーの庭」へ。
フランス印象派の画家モネが暮らした場所です。
おっ、モネの標識。広い駐車場にバスは止まり、庭まで歩いていきます。
これがモネの「睡蓮」。モネが描いた青です。
葛飾北斎ら日本の浮世絵に影響を受け、いわゆる印象派と呼ばれる画風を生み出したモネ。
日本の美をこよなく愛したモネの庭には、しだれ柳やしだれ紅葉も。モネの絵の世界がそこにありました。 ポピーが咲き乱れる家の前庭、こんな庭に憧れます。
モネの居宅、大勢の観光客が詰めかけています。
居間の壁にはモネが収集した北斎や写楽の浮世絵が沢山飾られていました。
モネの家を出て、なんと!トイレで広島の友人とバッタリ。
広島にいてもなかなか偶然出会うことは少ないのに、
この広い世界のなかのフランスで会ったことがなんだか可笑しくて顔を見合わせて笑ってしまいました。
そんなハプニングもあり、モネの庭にも満足して午後は世界遺産ヴェルサイユ宮殿へ。
ここは皆さん写真でよくご覧になっているし、実際に足を踏み入れても、
まんまキンキラキンの世界です。もう割愛しちゃいましょうね。
その後パリまで帰ってセーヌ川の遊覧船に乗り、
エッフェル塔のなかにあるレストランでちょっと豪華なディナー。
明日はフランス滞在最終日。フリータイムなので、三つの美術館を見てまわる予定です。