シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
笑顔がある、驚きがある、発見がある、楽しく生きるための「食」を 農家さんやお店やメーカーさんや生活者の方々とご一緒に。
2010年11月28日
 

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どこへ行っても、まず市場。
どんな野菜が並んでいるのか興味しんしん。
ここ韓国は野菜を上手に食べる国です。
「薬膳」なんてややこしそうな言葉を使わずとも、
台所で包丁をもつ手が自ずと体に良いものを知っているようです。

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やはり大量に見かけるのは、大根、白菜。
キムチの材料ですね。旬をむかえた野菜でもあります。
デパ地下にはトマトやピーマン、キュウリなどハウスものも並んでいましたが、
ここ市場には、旬の野菜だけ。健全な食の姿に感動を覚えました。
日本の「食」も、こうありたいものです。
銀杏が黄金色に染まる季節、ギンナンも皮をむかれて並んでいました。

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ネギ、ショウガ、ニンニク、松の実、ナツメも日常に使われる食材。
ぽかぽかと体が温まります。韓国の冬は寒いと聞きますから。

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レンコン、じゃがいも、しいたけなども見かけました。
日本とほとんど変わらない冬の食材です。

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どの店もオバさんが下ごしらえをしたものを売っています。
ちょっとごつい、しっかりと働く手でした。
地に足がついた「食」の供給。
地のもの、季節のものを伝統的な食べ方で体にとりこむ。
この市場で働く人たちは、地産地消なんて言葉は知らないし、
必要ないでしょうね。

 

 

 

2010年10月19日

 

小学生2年生の90名。

初夏に自分たちの手で植えたイモの苗が育ち、
イモが出来ました。
秋の日差しが心地よい午後、
みんなでイモを掘りました。
 

土の中からイモが顔をのぞかせるたびに
子どもたちの歓声。
その間、私は鍋を火にかけてイモの茎を茹でます。

イモの茎や葉まできれいに食べていた時代のあったことを
子どもたちに話し、
生まれてきた生命を余すところなく頂くことの大切さを伝えます。
茹でた茎はゴマ油で炒めて甘辛く味つけしてキンピラに。

 

子どもたちの反応といえば、争うように食べて
「お代わりー!」の声。
自分たちが掘ったイモの茎、みんなで食べる楽しさ。
ひとりの女子生徒が一句。
「はじめての 味おいしい イモの茎」
ありがとう!
これからも楽しく食べてね。
土と光と空気から生まれる野菜の生命を大切に。
ずっと好きでいてね。

 

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