シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
笑顔がある、驚きがある、発見がある、楽しく生きるための「食」を 農家さんやお店やメーカーさんや生活者の方々とご一緒に。
2014年2月2日

 

第二回「農を取りまく情報交流の場」(農林水産省中国四国農政局主催)
今年もパネリストとして登壇させて頂きました。

生産者さんと生活者の方をつなぐ役割としてある野菜ソムリエ、

わたしにできることは農家さんの思いを汲みながら、

生活者の方々へ広く旬の野菜、その効用や食べ方などの情報を、

ホームページやFB、講演会、料理教室、マスメディアなどで発信し続けること。

365日のなかで、栄養面でも情緒面からみても
野菜のない食卓は考えられません。

おいしい、安心な野菜が食べたいという思いは、

農家さんが日々丹精する畑によって叶えられます。
なれば、生活者である私たちも、
もっと真剣に日本の農の未来へ目を向けるべきですし、
農が存続していくために生活者の立場で何をすればいいのか、
じぶんに問いかけることも必要です。

参加者の中からは「旬の野菜の定義がわからない」
「なぜ自給率はカロリーベースなのか」
そういった質問も出ました。

それらは、私がいつも、ラジオで喋っていること。

もっと、もっと、いろんな場所で話してゆかねばと感じた
パネルディスカッションでした。

参加者の方も、パネリストも、多くの気づきを得て、

有意義な場所。

農水省の試みに拍手を送り、協力を惜しみません。

2013年12月22日

 

世界遺産に登録されている広島の厳島(宮島)。

古くは神の島とされ、田畑を耕すことは禁じられていました。

しかし、戦後の食糧難のなかにあって、
土地の一部を開墾して田畑を作ることを叶えた人がいました。
それが、石工の中岡氏。
1946年、中岡氏が開墾を始めたのは
観光地の賑わいをみせる厳島神社のある表舞台から
山を越えた裏側、
大砂利という地名の通り、掘ればゴロゴロ石が出てきた
と言います。
土の中から出てきた岩を積み上げては石垣を作り、
大変な作業の末に段々畑にしてようやく季節の野菜が実りました。
そして今、宮島の歴史を刻むこの畑を若い夫婦が
引き継いでいると聞きました。
中岡氏の開墾の精神を受け継ぎ育てたいという山本さん夫妻です。
農園の名も「中岡農園」、
神の島にふさわしい自然農法、
落ち葉や枯葉、そこを住処とする虫や微生物の力で育つ野菜たち、

島の人たちからは「新鮮な野菜が食べられる」と喜ばれているそうです。
そして、多種多様な生き物が集まる場所になればいい・・
という山本さんの思い。美しい農の姿です。

 

「中岡農園」で検索→ブログ、faceBook



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