南フランスへ出かけた大きな目的は、土地の郷土料理を食べること。
魚のアラのスープ「スープ・ド・ポアソン」も食べてきたレシピの一つです。
写真はレストランのものでちょっと贅沢な雰囲気ですが、実際は素朴な家庭料理です。
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魚のアラとクズ野菜を煮込んで作ったスープに、
バゲットパンをひたして食べます。
パンをスープにひたすのは固くなったパンをおいしく食べる知恵。
魚と野菜クズをスープにするというのも、エコですね。
もったいない精神がここ南フランスでも。
なによりおいしいのがいいです。
作ってみましょう!「スープ・ド・ポアソン」
材料
鯛やイサキなど魚のアラ、えび、かに(あるものでOK) 合わせて600g
野菜(玉ねぎ1個、白ネギの青い部分2本分、にんじん1/2本、にんにく1片)
トマトの水煮缶 100g
ミックスハーブ(ハーブの乾燥粉)
カイエンヌペッパー(なければ一味唐辛子)
塩こしょう 適量
オリーブオイル 適量
①魚のアラは臭みを取るため冷水に入れて約1時間おく。
②野菜をすべて2㎜幅くらいに細かく切る。
③鍋にオリーブオイルをひき、②と塩少々を加えてしんなりするまで炒める。
④①のアラを加えてさらに炒める。
⑤④にトマトの水煮缶、水800ccと塩適量を加えてひと煮立ちさせる
⑥アクを取り、ハーブとペッパーを加えて中火で約20分煮込む。
⑦⑥のスープを漉す。アラと野菜を押しつぶすようにしてエキスをしっかり出す。
⑧漉したスープをさらに煮込んで濃度を高くする。
⑨ルイユを作る。マヨネーズ大さじ4、にんにくのすりおろし1片分、カイエンヌペッパー少々を混ぜ合わせる。
⑩バケットパンをスライスする。
⑪バケットパンにルイユをつけ、スープにひたして頂く。
にんいく1片
パンにつけるルイユ(辛いマヨネーズ)が味のアクセントです。