シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2013年10月7日
南仏の家庭スープ

 

 

南フランスへ出かけた大きな目的は、土地の郷土料理を食べること。
魚のアラのスープ「スープ・ド・ポアソン」も食べてきたレシピの一つです。

写真はレストランのものでちょっと贅沢な雰囲気ですが、実際は素朴な家庭料理です。

魚のアラとクズ野菜を煮込んで作ったスープに、
バゲットパンをひたして食べます。

パンをスープにひたすのは固くなったパンをおいしく食べる知恵。

魚と野菜クズをスープにするというのも、エコですね。
もったいない精神がここ南フランスでも。
なによりおいしいのがいいです。

 

作ってみましょう!「スープ・ド・ポアソン」

 

材料

鯛やイサキなど魚のアラ、えび、かに(あるものでOK) 合わせて600g
野菜(玉ねぎ1個、白ネギの青い部分2本分、にんじん1/2本、にんにく1片)

トマトの水煮缶 100g

ミックスハーブ(ハーブの乾燥粉)

カイエンヌペッパー(なければ一味唐辛子)
塩こしょう 適量

オリーブオイル 適量

 

①魚のアラは臭みを取るため冷水に入れて約1時間おく。

②野菜をすべて2㎜幅くらいに細かく切る。

③鍋にオリーブオイルをひき、②と塩少々を加えてしんなりするまで炒める。
④①のアラを加えてさらに炒める。

⑤④にトマトの水煮缶、水800ccと塩適量を加えてひと煮立ちさせる

⑥アクを取り、ハーブとペッパーを加えて中火で約20分煮込む。

⑦⑥のスープを漉す。アラと野菜を押しつぶすようにしてエキスをしっかり出す。

⑧漉したスープをさらに煮込んで濃度を高くする。

⑨ルイユを作る。マヨネーズ大さじ4、にんにくのすりおろし1片分、カイエンヌペッパー少々を混ぜ合わせる。

⑩バケットパンをスライスする。

⑪バケットパンにルイユをつけ、スープにひたして頂く。

 

 

 

 

 

 

 

 

にんいく1片

パンにつけるルイユ(辛いマヨネーズ)が味のアクセントです。

 

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