スリランカ食の旅でならった豆カレー、1日3度カレーを食べる国のレシピは
気が抜けるくらい簡単なものでした。
本HP内ページ「晴れときどきのコト」でレポートしています。
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カレーを毎日のように食べるスリランカでは、
レストランなどでもカレーを頼むと数種類のカレーが出てきます。
おもには豆カレー、魚カレー、鶏カレー。
具は玉ねぎと青唐辛子くらいでシンプルですが、
スパイスは複雑。
幾種類ものスパイスとカレーリーフを加えて、
極めつけはココナッツミルク。
生のココナッツの内側の白い果肉部分をこまかく削り、
削った果肉ちょっと水にひたして手でぎゅっとしぼれば
液体がしたたり落ちて、これがココナッツミルク。
日本で入手する缶詰とは比較にならない
フレッシュなおいしさにノックアウト。
スリランカの料理のスパイシーなおいしさは、
生のココナッツなくして成り立ちません。
それと、カレー作りの基本は、まずニンニク、生姜、赤タマネギをまず炒めること。
そのため、あらかじめ容器に刻んだものがストックされていました。
写真の方が手にしてらっしゃるのがストック容器です。
毎日のことだから・・・。
わたしたちがみそ汁に入れるための青ネギや油揚げを
刻んでストックしておくのと一緒ですね。
ココナッツの実は日本では入手困難。
ちょっとアレンジして、豆カレーを作ってみました。
カレーに添えて食べるチャパティもとても簡単です。
作ってみましょ! 「スリランカの豆カレー&チャパティ」
ダルカレー(豆カレー)
■材料(4人分)レンズ豆1カップ、A(水300㎖、塩ひとつまみ)、クミンシード
しょうが1かけ、にんにく2片、赤玉ねぎ 中1個、ホールトマト150cc
B(ターメリック・コリアンダー・ガラムマサラ 各小さじ2)
鶏ガラスープの素 小さじ2
①レンズ豆をよく洗い、水に一時間ほど漬けた後Aを入れて火にかけ、好みのかたさに煮る。
②しょうが、にんにく、玉ねぎは粗みじん切り。トマト、スパイスは分量通り用意しておく。
③鍋にオリーブオイルを入れ、クミンシードを入れる。香りが立ったらしょうが、にんにく、
玉ねぎを加えて炒める。
④さらに、ホールトマトとBのスパイスを加えて炒める。
⑤①を加え、味見して出来上がり。
チャパティ
■材料(2人分) 小麦粉(薄力粉)120g、水60cc 、塩ひとつまみ
具(ハム、ゆで卵、キャベツの千切り、水菜 など)
①小麦粉をボウルに入れ、水を加えながら、耳たぶくらいのやわらかさになるまで
よくこねる。
②①を2等分にして丸め、麺棒で2~3㎜厚さに楕円形に伸ばす。
③油をひかないフライパンに①を入れ、ふたをして両面を3分間ずつくらい焼く。
③軽く焼き色がついたところで火を止め、少し蒸らす。
※ハムや卵、野菜など好みの具をのせていただいてもおいしいです。
※小麦粉の全粒粉を使うとより現地の素朴な味わいになります。