シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2016年7月19日

沖縄の野菜だったのが、すっかり本土でも市民権を得たゴーヤー。
苦瓜と呼ばれるように、独特の苦みが特長。
苦味成分は「モモルデシン」という成分で、これがとても身体に良いようです。
まずは、胃腸の粘膜を保護したり食欲を増進する効果。
さらには神経に働きかけて気持ちをシャキッとさせる効果もあると言われています。
まさに暑さでだれてしまいがちな夏の特効薬ですね。
また、ビタミンCも豊富でトマトの5倍以上、キウイにも勝ります。
通常加熱すると壊れやすいのですが、
ゴーヤーは炒めても壊れにくいというのがすばらしいです。
ゴーヤーといえばチャンプルーですが、
この夏はぜひレシピを広げて元気な夏をもりもり食べたいですね。


作ってみましょ!「ゴーヤー麺」

材料
ゴーヤー
中華麺(生)
◯タレ
味噌
砂糖

ごま油
みりん

①ゴーヤーは中の種を除き、薄切りにして塩もみして水気を絞る。
②タレの材料を合わせておく。
 タレの濃度はスプーンですくってぽたりとたれるくらい濃く。
③麺を茹で①と②と和える。

 

2016年7月13日

花井 綾美さんの写真

近年の日本、亜熱帯性気候に近づいているのじゃないかと思うほどの高温多湿。
食べて元気でのりきましょう!
蒸し暑い気候の中であみだされたアジアの料理に学んで、
香辛料を生かします。
まずは、クミンシード。香りが食欲を刺激してくれます。
最近はスーパーでも手に入るので、
ぜひ調味料棚のレギュラーに加えてください。

作ってみましょう!「夏野菜のアジア風炒め」

材料(4人分)

なす 1本
ズッキーニ  1本
パプリカ 1個
トマト 大1個
ベーコン 125g
オリーブオイル  大さじ2
クミンシードまたはパウダー  小さじ1.5
オイスターソース  小さじ2
塩こしょう  適量
にんにくのすりおろし 2片分(大さじ1)

作り方
①なすは乱切り、ズッキーニは約1㎝幅の半月切り、パプリカは千切り、
トマトはざく切り。ベーコンは1㎝幅に切る。

②フライパンにオリーブオイルを入れて傾け、オイルがたまったところへ分量のクミンシードを入れる。

③中火でオイルを熱し、クミンシードがパチパチと小さな音を立てて香り始めたら、ベーコンを加えて炒める。

※クミンパウダーよりクミンシード(種)の方が香りが高い。
クミンシードを使う場合は加熱し香りを油に移してから調理を始める。

④③にトマト以外の野菜を加えて、炒め合わせる。
※野菜の量が多いので、混ぜて火を通すのも手間。
フライパンにフタをして中火でそのままおき、様子を見ながら蒸し炒めにするとよい(8~10分)

⑤野菜がしんなりしたらトマトとニンニクのすりおろしとオイスターソースを加え、炒め合わせる。

⑥塩こしょうで味をととのえてできあがり。
※クミンシードとオイスターソースの分量は好みで増やす
(本レシピはマイルドな味つけで仕上げている)。

※多めに作っておけば、水とカレールウを加えてカレーにアレンジできる。
台所に立つのがおっくうになる暑い夏のおたすけメニュー。

 
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