シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年4月16日

 

出はじめの頃の若い野菜は水分を旺盛に吸い上げるため、
「導管」と呼ばれる水分の通り道がたくさんあります。
この導管をばっさり断つことは、野菜の生命線を断ち切ること。
そこで、野菜は身を守るためにアクを出します。
おいしく食べるためにニンジンをタテに切るのには、
こうした理由があるのです。
アクが出るとエグミのある味になります。
その点、スティックサラダは理にかなっていますね。

 

作ってみました! 「春野菜ののみそディップ添え」

 

みそディップの作り方
①合わせみそに、みりん、砂糖、トウバンジャンを適量加えて練る。
②好みの野菜につけて食べる。

 

みりんのお話

 

私がいつも使っているみりんは、
日本最古のみりんメーカー九重味醂の本みりん。

「みりん」と「みりん風調味料」はまったく異なるものです。
試しに両方をなめ比べてみてください。
本みりんのコクとまろやかさに比べ、
みりん風調味料の方はクドイ甘さが口に残ります。
本みりんが酒造りと同様にもち米と米こうじで作られるのに対して、
みりん風調味料は人工的な醸造用糖類が使われています。
野菜本来のおいしさを味わいたいから、
調味料はより自然に近い良いものを選びたいと思います。

 

 

 

2010年4月14日

 

アスパラガスは、枝や葉が出る前の若い茎を食用にします。
栽培の様子は「こんにちは!生産者さん」の光永さんのページをご覧ください。

成長が早いので水分の放出も激しく劣化が早い野菜です。
買ったらその日のうちに食べましょう。
保存しておかねばならない時は新聞紙でしっかりくるんで冷蔵庫へ。

作ってみました! 「アスパラ焼き」

 

①茎の太い部分はピーラーで皮をむく。

②耐熱の皿にトマトの輪切り、その上にアスパラをのせ、マヨネーズをかけて

 オーブントースターで約5分焼いて出来上がり。

※機種によって時間が異なります。調整してください。

 

●アスパラをゆでるときの注意

新鮮なアスパラは生でも食べられます。ゆで過ぎに注意しましょう。
半分に切ってゆでますが、茎を入れて約30秒、穂先を入れて約1分。

手早くザルに上げてさまします。

 

■幸せのオマケ

 

 

裏の小さな畑で、豆が花を咲かせました。

野菜の花の美しさは、実を結ぶために咲く美しさ。
豆の花のようでありたいと思います。

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