シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年6月19日

 

自宅で月に2回ひらく野菜市にも、ぼちぼち夏野菜が届いてきました。
そして、ああ、ことしも元気な夏が来たと思わせてくれるのがズッキーニ。
その名がイタリア語のzucca(かぼちゃ)に由来するせいか、
なんだか陽気な気分にしてくれる野菜です。

● 

「ズッキーニ、食べたことがない」という方が多いのに、まず驚き。
調理も簡単でとてもおいしいので、ぜひ食べてみてください。
ウリ科カボチャ属、カボチャが熟果を食べるのに対して、
ズッキーニは開花後5~7日の未熟果を食べます。

ですから実はみずみずしく、やわらかです。
油と相性のよい野菜です。油で炒めることによって、
ズッキーニに豊富に含まれるカロテンの吸収率がアップします。
煮込む時も先に軽く油で炒めるとよいでしょう。
細長いもの、丸いもの、あるいは緑色に黄色といろいろな形や色がありますが、

味や栄養に変わりはありません。

 

 作ってみました! 夏野菜オンパレード「ラタトゥイユ風」

 

①ズッキーニ、玉ねぎ、ナス、ピーマン、ベーコンを食べやすい大きさに切る。

②まず、玉ねぎとベーコンをオリーブオイル(なければ食用油)で炒める。

②ピーマン、トマトの水煮(缶)、ズッキーニ、ナスの順に炒め合わせる。

④塩コショウ、チキンブイヨン、あればバジル、オレガノを加えて調味し、

  ふたをして弱火でやわらかくなるまで蒸し煮にする。

※パスタにかけたり、パンと一緒に食べます。もちろんご飯にも。
 同じ材料でカレーにしても絶品です!

 

■「幸せのオマケ」は、もうひとつのHP
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2010年6月17日

 

今が旬、破竹。筍(孟宗竹)が終わる頃に出始めます。
淡竹とも書き、私はこちらの方が好み。
それにしても季節の頂きものを、台所で火にかけるって、
なんと幸せな作業でしょう。
破竹の勢いなどと言いますが、ゆっくりぼちぼちとまいります。

 

 

大きな米袋いっぱい頂いたので、せっせと皮を取って大鍋で茹でます。
清水の舞台からエイッ!と飛び降りる気持ちで買ったプロ用の寸胴鍋ですが、
よく働いてくれるので満足です。
やわらかくアクも少ないので30分ほど茹でるだけでOK。
筍のように冷めるまで置いておく手間はありません。

 

 

茹であがったら、すぐに食べてみたくなる。

鍋から取り出して、そのまままな板でトントンと切り、
台所に立ったままだし醤油でパクリ。
つまみ食いが料理人(家政婦?)の特権です。

 

作ってみました! 「破竹の勢いにのったお豆と油揚げ」

 

①沸騰しただし汁の中に茹でて切った破竹を入れる。

②しょうゆ、みりんで味付けし、油揚げと茹でた豆を加えてさらに煮る。
※ちょうど金時豆を煮ていたので、一緒に煮てみました。

 豆は体に良いので常備菜です。

 

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