シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年8月2日

 

まさにビタミンカラー、陽気な夏の色、太陽の色です。
JAの元気市で 「あ、オレンジ色のトマピー?」と、
手に取ったら「パプリカ」の表示。

形はどうみてもトマピーなのですが・・・・。
味では区別がつかないので、一応パプリカということでご紹介します。
(万一パプリカではなかったらご指摘ください)

パプリカは、緑色のピーマンが完熟したもの。
緑色のピーマンが花が咲いてから15~20日が食べごろを迎えるのに対して、
カラーピーマン、いわゆるパプリカの収穫は開花から約60日かかります。
おまけに1つの株からとれる数も、緑色のピーマンが60個なのに対して
パプリカは8~9個。
パプリカがピーマンよりもずいぶんと値段が高いのは、
それなりに理由があるんですね。
また、栄養面はといえば、パプリカのカロテンは緑色のピーマンの約3倍。
ピーマンのような苦味がなく、甘いので近年人気のようです。

 

作ってみました! 「夏のオシャレきんぴら」

①縦に切ったパプリカをオリーブ油で炒める。

②砂糖、塩、しょうゆ(たらす程度)で調味する。

③十分に火が通ったら酢を加えて出来上がり。
※酢はマイルドな方がいいので、私は梅酢を使いました。
 彩りがきれいなのでお弁当のおかずにも。



2010年7月30日

 

野菜ソムリエの庭と名づけた家の南側の庭。
キンカン、ハーブ、大葉まで食用の植物ばかりが育つ中で、
今年の夏もルバーブを収穫。
ジャムにするとおいしいのですが、今年は残念ながら
生育が良くなかったので、小さな鍋にほんの少ししか出来ませんでした。

出来上がったジャムは、自分で食べるというよりは
誰かにあげるのが楽しみ。

さて、今年は・・・? それは晴れときどきのコトに。


 

ルバーブはシベリア南部原産のタデ科の多年草。
和名をショクヨウダイオウといい、明治時代に野菜として導入。
薬草の一種として知られていたようです。
フキのような大きな葉と太い葉柄をもち、
涼しい気候を好むので日本では長野や軽井沢などが
栽培地として知られます。
葉柄は品種の違いで赤色と緑色がありますが、
栽培状況によっては赤色が緑色に変わることもあるそうです。
私の庭のルバーブは、緑色。
ですから、赤色の品種から作られる
美しいルピー色のジャムは望めません。
が、味はとても素敵です。

日本ではまだ珍しい野菜(?)ですが、近頃は道の駅などで
たまに見かけるようです。
今が旬、見つけたらぜひジャムを作ってみてください。
作り方は、とても簡単です。

作ってみました! 「野菜ソムリエ畑のルバーブジャム」
 

 

①ルバーブの葉柄を1~2センチ長さに刻む。
②鍋に砂糖(分量はルバーブの4割程度)と一緒に入れ、
 最初から弱火で約20分煮る。
③トロトロに溶けてきたらレモンの絞り汁を加え、
 さらに10分程度煮る。

※食物繊維が豊富です。途中で木ベラでつぶすようにして煮ると
 なめらかに仕上がります。

 

 
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