シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年9月1日

 

 

夏に収穫し、丸のままならば冬まで保存できるから冬の瓜と書いて「冬瓜」。

お盆に田舎に行くといつも「置けるからね」と一言添えて、お土産に持たされた思い出があります。

とうがんは、インド原産のウリ科の野菜。

90パーセントが水分ですが、ビタミンC、カリウム、カルシウムが豊富です。
カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を排出し、
腎臓の老廃物を排泄を促してむくみを解消する働きがあります。

昔から夏は夏バテ、冬は風邪予防に食べられてきました。

味は淡泊なので、調味料や肉のだしでおいしく仕上げましょう。

 

 

 

作ってみましょう! とうがんのサラダ

煮たり、スープにしたり火を通す調理が多いトウガンを、

今の季節にぴったりのサラダにしてみました。

 

材料 とうがん、卵、、めんつゆ、マヨネーズ

①とうがんは皮をむいてわたを取り、薄い千切りにして塩をふっておく。

②10分くらい置き、しんなりしたら塩を洗い流し、水気をしっかりとしぼる。

③卵は薄焼きにして錦糸玉子状に切る。

④②と③を混ぜ合わせ、めんつゆとマヨネーズで和える。

 

 



 

2012年8月30日

 

さよなら三角、またきて四角 ♪ そんな歌を思いださせるシカクマメ。

夏の疲れが出る頃、ほろ苦い味が体をしゃんとさせてくれそうです。

 ●

 最近、見かけるようになった新顔の野菜。
熱帯地方が原産で、日本では沖縄を中心に栽培。
マメ科のツル性植物で、若いサヤを食べます。
沖縄では”ウリズン”と呼ばれ、
これは沖縄の方言で4月頃の新緑の季節の意味。
草木が一斉に芽吹く頃の美しい薄緑色をしていることから
名づけられたといいます。

ほんとうにきれいな緑色です。

 

 

豆のさやですが、写真のように断面が四角形です。

 ●

 沖縄の夏の野菜不足を補うため、1980年代に研究され奨励されました。

心地よい歯ごたえと口のなかに残るほろ苦さを楽しみましょう。

サラダ、酢の物、炒め物、天ぷら、などに。

サラダや酢の物にするときは、サッと湯通しをします。

 熱帯産の植物なので冷蔵庫での保存にはむきません。

冷気に当てるとすぐに黒ずみます。
ビニール袋に入れて冷暗所で保存します。

野菜市などでお見かけになったら、ぜひチャレンジを。

おいしい食べ方は、こちらのサイトをクリックしてみてください。

 

作ってみました「四角豆のサラダ」

 

 

 

ほんの少しの苦味がマヨネーズとよく合います。

 
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