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破竹の勢い

2010年6月17日 木曜日

 

今が旬、破竹。筍(孟宗竹)が終わる頃に出始めます。
淡竹とも書き、私はこちらの方が好み。
それにしても季節の頂きものを、台所で火にかけるって、
なんと幸せな作業でしょう。
破竹の勢いなどと言いますが、ゆっくりぼちぼちとまいります。

 

 

大きな米袋いっぱい頂いたので、せっせと皮を取って大鍋で茹でます。
清水の舞台からエイッ!と飛び降りる気持ちで買ったプロ用の寸胴鍋ですが、
よく働いてくれるので満足です。
やわらかくアクも少ないので30分ほど茹でるだけでOK。
筍のように冷めるまで置いておく手間はありません。

 

 

茹であがったら、すぐに食べてみたくなる。

鍋から取り出して、そのまままな板でトントンと切り、
台所に立ったままだし醤油でパクリ。
つまみ食いが料理人(家政婦?)の特権です。

 

作ってみました! 「破竹の勢いにのったお豆と油揚げ」

 

①沸騰しただし汁の中に茹でて切った破竹を入れる。

②しょうゆ、みりんで味付けし、油揚げと茹でた豆を加えてさらに煮る。
※ちょうど金時豆を煮ていたので、一緒に煮てみました。

 豆は体に良いので常備菜です。

 

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干し野菜

2010年6月9日 水曜日

梅雨入りまでの晴天、野菜を干してみました。
まずはキャベツとナス。洗って切ってザルの上に広げて。
晴れの日の縁側は、きもちをのどかにしてくれます。
どの家にも縁側があった昔、繕いものをしたり、豆を選ったり、
手の仕事場でもあったのでしょう。

 

野菜を干すと糖度が上がり、野菜のうまみが凝縮されるようです。
レタスやもやしなど水分が多く傷みやすい野菜は向きませんが、
たいていの野菜は干し野菜にできます。
干し時間は素材や天候によりますが3時間~5時間、様子をみながら。
干し野菜は密閉容器に入れて冷蔵庫で5日くらいは置けます。

 

作ってみました!その1 「干しナスのオイル焼き」

①ナスはオリーブオイルで焼き、レモン汁をかける。

②生ハムと合わせて盛りつける。

③さらにレモン汁をかけていただく。

※焼いたトマトをつけ合わせました。スペインのピンチョス(酒の肴)風。


作ってみました!その2 「干しキャベツの甘酢漬け」

 

①キャベツは食べやすい大きさに刻む。

②酢、砂糖、塩、しょうゆ、ごま油を適量合わせてタレを作る。

③キャベツをタレであえて冷蔵庫で数時間ねかせる。

※ファスナー付きの保存袋に入れてもむと早く味がなじみます。
 生のキャベツと比べて水っぽくなくおいしく仕上がりますよ。




野菜ソムリエ仲間のMさんからのお土産。
南オーストラリア生まれの「オリーブジュース」です。
オリーブの実を摘んで絞り、上澄みとなって分離した
オイルをそのままビン詰め。
ピュアなオリーブオイルは、サラダのドレっシングにしたり、
パンにそのままつけて生で味わいます。
 

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