シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2011年3月4日
東京2011.3 ③清澄白河

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東京2日目、ホテルの部屋で takeoutの朝食をゆっくり食べて出かけます。

開業して40年のホテルがきょう10時のチェックアウトタイムをもって閉館。

 10時ぎりぎりにチェックアウト、従業員さんが勢揃いで「ありがとうございましたぁ!」

歴史的な?瞬間に立ち会えて光栄です。

 JR大井町駅前にあって便利なホテル、

新たにオープンする新館には展望浴場がないと聞いて残念です。

 

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昨日よりは寒さも和らいだ東京、気温11度。

いつものようにJR浜松町駅のロッカーにバッグを預け、

財布とケータイだけをポケットに入れて東京ウオーキング。

きょうの予定は、現代美術館だけ。あとは気任せ。

まずは地下鉄大江戸線で清澄白河駅まで。

駅を出ると、目の前に清澄庭園があります。

前から気になっており、きょうは時間に余裕があるので

美術館に向かう前に立ち寄ってみることに。

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 都心の近くにありながら、静か。

江戸時代の豪商紀伊国屋文左衛門の屋敷跡とも言われ、

明治時代に岩崎弥太郎が造園した回遊式庭園。まさに富の象徴。

現在は東京都に寄付されています。よく手入れされた園内を歩きます。

 2-72-7 (3) 2-92-8 紅梅に白梅、福寿草も咲き始め。 2-12 2-13

隣は清澄公園、都内あちらこちらにある樹繁る広大な公園を歩くたび、

関東平野の広さを感じます。

そばを流れる堀川は木場町へ続き、材木を運ぶ舟で賑わった江戸時代が偲ばれます。

この辺り、微かに往時の情緒が気に入っています。

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 公園を出て、東京現代美術館へと向かう道。

俗に深川と呼ばれるエリア、いろいろ面白い店を楽しめます。

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もんじゃ焼きの店に、おでん種を売る店、つくだに屋さんに豆腐屋さん。

決して観光客目当てではなく(少しはあるかも知れませんが)

地元の暮らしの中にあるのが好ましい。

代々続いてきた商店とそれを贔屓にしてきた江戸っ子の温情とか仁義といったものを感じます。

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 古本屋さんの店内にディスプレイされた手ぬぐいが可愛くて、

ガラスにぴたりと張りついていたら、店主が「すみません、すみません」と言いながら開けてくださいました。

ちょっと内気そうな男性、本好きの顔をしていました。

セレクトもセンス良くて、しばらく店内で物色。

 miyage1 miyage2 手ぬぐいと野菜の本を1冊買いました。 2-25

何軒か先の呉服屋さんの店先に1枚105円の豆てぬぐい。こちらも1枚お買い上げ。

手ぶらで来たのに荷物がふえてきて、どうしようと思ったら洋品店のワゴンに300円のミニトート。

おまけにウサギのプリントです。迷わず店の人の手に300円玉を渡しました。 miyage3 広島に帰るまで、大いに役立ちました。 t-3-25t-3-26

 小さな買い物を楽しみながら、ぶらぶらと歩いているうちに 東京現代美術館まで来ました。

が、ここでケータイが電池切れ。

シャープの高性能カメラ機能、やたら電池を食うのです。

で、昨年撮ったものを掲載。

いい美術館です。なにがいいかって建物とそれを取り巻く空間。

地下から1階、2階へと目線の動きによって、内外の風景が自在に変化します。

計算し尽くされた空間デザインです。

美術という権威におもねない企画もいい。

このたびの企画は「田窪恭治展」これについては大いに語りたいので、つづきは明日へ。

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