白衣の天使として知られるフローレンス・ナンチンゲール。
彼女が書いた看護の本のなかに、「口から食べることの重要性」が書かれています。
弱った患者に3時間おきにカップ1杯の食物を与える。
1度に摂れなければ1時間おきにスプーン1杯、それでも無理ならば15分おきに1杯。
よく働く手と気働きが看護の根本だと説きます。それが人としての豊かさにもつながると。
私も、この頃それを実感。野菜を干し、豆を煮て、ドレッシングも手作り。
自分の手を尽くして食を賄うようになってはじめて、暮らしが豊かになったことを感じます。
手を働かせることに癒され、簡素ながら丁寧な食で活力を得ます。
野菜料理教室でお話しすることも、旬の野菜のおいしさと、働く手から生まれる豊かさです。