韓国からはじめて日本にやってきたメイちゃん。
はじめての日本、はじめての海外ひとり旅。
プサンからフェリーで福岡に着き、バスで広島へ。
近所の友人宅にホームスティ、日本の古い家が見たいとわが家に遊びに来てくれました。
この春大学に進んで韓国文学を専攻するという彼女、
日本のまんがで日本の文化や生活習慣を覚え、
来日前に日本語を猛勉強したという大変な勉強家。
作家は太宰治と夏目漱石、食べ物はスシが好き。
広島に来てから覚えた「すごーい!」「ほんまに?」を連発。
厳島神社でおみくじの「大吉」をひいたのが嬉しくて、なにか嬉しいことがあると、
ラッキーの代わりに「大吉!」
ふるまった日本茶に「ほんま、大吉!」
ひとつお土産に渡すと、「おじいちゃん、おばあちゃんへ、おみやげにします」と
殊勝なことを言ってくれます。
素直でかわいくて聡明で、わが国では絶滅に瀕したタイプの女の子。
いま円高で2万円が韓国の30万円相当の価値があるとのこと。
「いま、かんこく、にほんのおばちゃんで、いっぱいです」
おばちゃんの一人になりに行こうかしら。