街にジングルベルの曲が流れる12月、
野菜の勉強からしばし解放される月にしようと友人たちからの誘いも断らぬ方針。
まずは、Sさんがオーナーの店で企画の陶器展へ。
「ひさしぶりー!」
店内に並ぶ作品よりまず目に飛び込んだのが、器に盛られた料理。
「これ、なぁに?」ごっくんツバを飲み込みます。
陶芸家伊集院さんの知り合いの料理人さんが小倉からかけつけて作った料理で、
サバとイワシのぬか漬け、小倉の郷土料理だそうです。
沢山獲れた魚を保存食にする知恵。
なるほどー、犬の歩けば棒に当たる、うさぎ歩けば知恵に当たる、です。
いなり寿司もおいしかった!(写真が作家の伊集院さんと小倉のシブい料理人)
神奈川県にアトリエを持つ伊集院さん、
近くにあるブドウ園を眺めながら造ったというグレーと紫の色が優しいティーポットを買いました。
小さな畑のある家でお茶を入れる日のために、大事にとっておこうと思います。
来場のプレゼントにもらった花入れ、庭の紅葉を生けました。
その足でそごうデパートの画廊で開かれている山本美次さんの個展に顔を出し、
懐かしい人にも会えて話がはずむひととき。
夕刻、家に落ち着く間もなく広島大学の公開講座に出席のため東広島へ。
きれいな夕陽の向こうに、また楽しい明日が待っています。