野菜ソムリエ「シニア」資格取得のための講習、その第1回目を受けに東京へ。
空港搭乗口の待合で携帯画面を見ていたら「JALの株価が100円台に」のニュース。
今朝、曇り空。
野菜ソムリエの協会(教室)がある場所は渋谷の道玄坂。
これから来年の2月まで月に2度通うことになります。
以前から幾度も通っているので、慣れた場所。
ランチは35品目の野菜が食べられる野菜カフェで。
勉強の前にスタミナつけねばと、きょうも豚しゃぶ丼です。
さて講習の初日、今回の受講生は8名、遠くは北海道からも2名。
講習は全9回、受講料と交通費と宿泊費で出費もふくらむので、
学べるものをすべて血肉にしようと皆真剣です。
講師のレベル、かなり高いので満足。
フードコーディネーターとして活躍する田中氏からは、
野菜ソムリエとしての気構えを学びます。
「みんな休んでて、おいしいもの作るから」
休憩の10分間で作ってくださったサラダが絶品!
手を動かしながら口もよく動く、ボウルの中で材料をミックスする手つきも鮮やか。
見せる、聞かせて、オーディエンスの心をぐっとひきつける。
料理はライヴなものだと教えられます。
そんな田中氏をよそに休憩などしていられません。
キッチン台を取り囲んで、氏の動きとおしゃべりにくぎ付け。
毎日の仕事が楽しくてたまらないという田中氏のいきいきオーラに惹かれて、
一同すっかりファンに。
知恵も知識もなにもかも、自分の持てるすべてを与えようとする氏の姿勢から大いに学びました。
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田中サラダのレシピ食べやすい大きさに切った洋ナシ、プチトマト、野生種ルッコラ、ゴルゴンゾーラとクルミをボウルに入れ、
レモン汁とオリーブオイルで和えるだけ。
午後6時、きょうの講義終了。
声をかけ合って受講生4人で夕ご飯。
近くのお店で、注文の品はもちろん野菜料理ばかりです。
意外においしかったのが、ざくぎりキャベツに塩吹き昆布をのせただけの一品。
ソースもシンプルにオリーブオイルのみ。
話題はやはり試験対策で、野菜ソムリエとして今後どのような活動を行い、
社会のなかでの立ち位置をどう定めるか、そのビジョンが問われる
面接がかなりの難関だという話で盛り上がります。
同じ道をめざす仲間の思いが、自分自身を見つめるための良き鏡になります。
ビールも入って話もはずんで2時間、
早めにおひらきにして地下鉄で今夜の宿へ。
ホテルのベッドで野菜だらけの夢を見たそのつづきは、また明日。