シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
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2009年9月25日
津山の夜
岡山でおもしろい会合があると誘われ、 詳しいことを聞きもせず車に乗り込みました。 夕刻からの集まりなれど、途中で温泉に入ろうというプランで 午前中のうちに広島を出て「湯原温泉」へ。 同行者がリサーチしていたホテルの女性風呂には お一人様用の露天風呂が3つ並んでおり、 女性の連れは都合よく3名。 仲良くハダカで並んで、いい湯だなあ~。 2時間の休憩の後、お土産に羊羹の「高瀬舟」を買い、 きょうの会合場所へ。 行く先は岡山市内だとばかり思っていたうさぎ、 この時はじめて津山だと知らされて ええ、え~!遠いー!
津山は小京都とも呼ばれる古い城下町。 牛の産地でとりわけホルモンがおいしいことで有名です。 そこでB級グルメ日本一にも輝いた ご当地のホルモンうどんを食べようと商店街へ。 が、残念ながらお店は定休日。 生まれてこのかたホルモンを口にしたことのない 野菜中心生活者のうさぎは「ほっ」。 商店街を歩いて見つけた粉の専門店で、 さつまいも粉を買ってゴキゲン。 お団子にしてきなこをまぶしてみようと思います。 それにしても、いつも思うのは 商店街に昔から店を構える専門店は楽しい! 小麦粉から昆布粉まで揃うこの店も、 何を聞いても丁寧にこたえてくださるご主人に プロの矜持を感じます。 店が客を育て、客が店を育てる 質の高い消費文化が、かつて町にはありました。 商店街で生まれ育ったうさぎは、 それが好きで懐かしくてたまりません。
はるばる岡山の津山まで来て、 本日の会合テーマは快適な住まいを作る珪藻土について。 会合場所は「空間工房」の森本さんお宅。 築80年の古い建物をリノベートした立派なお宅で、 これが何と借家だそうです。 外観は落ち着いた日本家屋の佇まいですが、 のれんをくぐって中に入るとアメリカスタイルの豪邸風。 大家さんの好みで輸入住宅風になったのだと、 借家人である森本さんは苦笑い。 しかも調度は森本さんご夫婦のセンスで シンプルなロハス風なので、どこかアンバランス。 でも建坪80坪の豪邸で家賃10万円の安さだもの。 文句はありません。
珪藻土を売る左官さんである森本さん、 ここは小さなお子さん二人と奥様とともに暮らす住まいであり、 住環境を大切に考えるショールームでもあります。 各部屋に施工メリットの説明あり。 壁は珪藻土、床は島根産の杉板、カーテンはオーガニックコットン。 電磁波を防止するシステムも見ることができます。
中央は眼力のある若き左官屋森本さん、向かって左は 日本の伝統工法にこだわる建築士の横田さん。 右は無垢の木でキッチン流し台を製作する家具作家米戸さん。 まじめで意欲的で気持ちの良い人たちです。 十年前に自宅をリノベートした際、 自然素材や塗装法などいろいろ習得したことが 彼らが今やりたいことと共通して話が大いに盛り上がりました。 会の最後には、うさぎがこれからやりたいスモールビジネスについて ターゲット層でもある彼らから助言を得ることもできて、 来た甲斐があった、と大満足。 やはり、手足は動かしてみるもんです。
本日の移動手段はT添所有の愛称「チョロQ」 キャンピングカー仕様で水の蛇口とベッド付き。 特等席を陣取ってラクちん往復でした。
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