良子さんが、自分で焼いたパンと
アマゾンのコーヒーをポットに入れてやって来た。
もちもちとした生地に黒ごまとさつまいもが
入ったパンはおいしく、
コーヒーもクセのないすっきりとした味。
試験勉強と月末の雑事でいっぱいいっぱいの
うさぎを気遣っての来訪スタイル。
ひとつ、学ばせて頂きました。ありがとう。
彼女が所属する「熱帯森林保護団体ひろしま」では、
いま危機にあるアマゾンの熱帯雨林を救い、
そこに暮らす人たちの自立を支援するために、
フェアトレードのコーヒーを売っている。
他から奪う資本主義的な豊かさはイヤ!
ってことで話が弾む。
と、アラフォーの良子さん「和裁士になりたい」と言う。
着物、それを縫う技を身につけて
日本の生活文化を伝承したいのだと
嬉しいことを言ってくれる。
昔の人は着物を何度も縫い直し染め直して着倒し、
それをおしめや風呂敷にし、
最後は雑巾にして命を全うさせた、
そんな慎ましい暮らしの美しさを思い出さなくては、ね。
百年に一度の大不況の中で
修理屋さんが頑張っていると聞けば、
私たちの生活意識も少しはいい方向に?
試験勉強をおいても、話がしたかった。
こういうともだちって、いいなとつくづく思うのです。
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