百歳にして現役の画家、掘文子さんの展覧会へ。
美術館内で観ることのできるビデオに掘さんの顔と声。
花の画家と言われて、
「ただきれいというのではなく、生き物として惹かれる。
花の中に男と女がいて、ときにはこわい動物のように感じる」
この語りをきいて、おこがましくも、あ、一緒だと心の中で手を叩きました。
わたしが野菜から目が離せないのも、その生態や生命力に驚かされるから。
そして、新しい場所、新しい人と出会って、
いつも子供みたいにびっくりしていたいというのにも共感します。
停滞し驚きを失っていく自分を捨てるために旅に出る。
同感。ペルー、メキシコ、ネパール…。
酸素マスクを装着してヒマラヤをブルーポピー探して歩いたのが80歳のとき。
力をもらえました。100歳まで現役!と新しい手帳に書いておこう。
美術館の隣にある道の駅{トレッタみよし」の前に小さな畑。
白菜が美しかった。
生誕100年堀文子展
奥田元宋・小由女美術館1月20日(日)まで
http://www.genso-sayume.jp/index2.html