南フランスの美しい湿地カマルグで採れる天然塩、
海水を干してその上澄みだけを手作業ですくうFLEUR DE SEL。
原材料は海水のみ、蓋には作業者の名が記されています。
カマルグの塩のおいしさを知ってからは、
野菜や海鮮には塩+アマニオイル+柑橘果汁。
塩が複雑な旨みを持つものだと言うことを教室で語り続け、
味が映らないTVでもこの塩を使うほど『塩はだいじ』。
スープ作りの最後、ぱらりと振って味が決まったときのヤッタ!は料理の醍醐味です。
塩の伝統製法を国が制度として守るフランスという国の豊かなこと。
食糧自給率も100%超。この塩が象徴しているように思えます。
人に豊かさをもたらすのは、やっぱり食だということも。